にんじんとは

『にんじん』とはアフガニスタンが原産地で、12世紀ごろに中国とヨーロッパに伝わり改良され、東洋系と西洋系の2種類ができ、日本には江戸時代初期に中国から東洋系が伝わり、江戸時代後期にヨーロッパから西洋系が伝わってきた、セリ科にニンジン属の野菜です。にんじんは全国で栽培されていますが、地方の季節に応じた品種が一年を通して出回っています。日本では現在西洋系が主流を占めています。

『選び方』葉元の部分が黒ずんでなく、葉元の切り口が小さいものを選んでください。栄養素が多く含まれています。表皮の色が濃いものは、カロテンの含有量が多いので色の濃いものを選んでください。にんじんの形は、太めで先が丸く、表面はなめらかで全体に張りがあり、ヒゲ根が少ないものを選んでください。茎のつけ根が細いものは、芯が細くてやわらかく味が良いです。

『保存』冬場に保存するときは、土の中に入れて保存すると、春ごろまで持ちます。夏場に保存するときは、にんじんの水気をよく拭き取ってから、新聞紙に包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存してください。冬、夏以外の季節の保存は、新聞紙に包んで 、湿気のある所は腐りやすいので避けて、風通しの良い冷暗所に置いてください。

『食べる』にんじんに含まれているカロテンを上手に摂るには、かき揚げやきんぴらがお勧めです、油といっしょに調理するとカロテンの吸収率がよくなるので、非常に効果的です。またカロテンは、皮に多く含まれいるので、なるべく皮付きのまま調理するようにしましょう。にんじんには、アスコルビナーゼという酵素が含まれていて、ビタミンCを破壊してしまいます。この酵素は熱と酸に弱いので、加熱する炒め物や揚げ物にしたり、酢などの入ったドレッシングを使うとビタミンCの破壊を抑えてくれます。にんじんの葉には、根の部分よりビタミンC、カロテン、カルシウム、鉄分、たんぱく質などの栄養素が多く含まれているので、葉の部分も炒め物や揚げ物にするといいでしょう。